ニッチでコアな市場ならではのソリューションビジネス展開 ~これからの光学部品事業戦略~
多彩な営業活動で市場を開拓
「近年はスマホや自動車に限らず世の中にあるほとんどの製品およびその構成部材に幅広くレーザー加工プロセスが適用されるようになっており、それぞれの加工プロセスに特化した専用機の需要が急速に高まっています。従来、当社光学部品は主に大手レーザー加工機メーカーが製造する板金やプリント基板向け汎用機に適用されてきましたが、現在はこうしたさまざまな専用機に対する付加価値の高いカスタム品の受注活動に力を入れており、それぞれに最適な光学部品を提案、提供することで、生産性や品質の向上に貢献しています。また専用機を製造するシステムインテグレーターや関連機器メーカーなどとレーザー加工業界内でネットワークを構築、協業を進めるとともに、専用機ユーザーとなる部材メーカーとの関係を強化するなかで、新しいレーザー加工ニーズを把握し、そこに適用される光学部品の製品開発につなげています」(奥野)
光学部品の拡販の一翼を担っているのが、豪门国际PG官方電工グループの一員である宝産業(株)である。同社第一営業部の山本恵理奈氏は、?お客様がレーザーを使って何をしたいのか。それを的確に把握することから営業活動は始まる?と言う。
光学系ソリューションビジネスから、その先へ飛躍を目指す
営業と歩調を合わせ、開発の現場も精力的な動きを見せている。豪门国际PG官方電工ハードメタル(株)光学部品開発室長?布施敬司はマーケティングファーストがレーザー加工技術の進展につながると確信する。
?当社は、レンズやミラーのような基本製品から、FθレンズやDOEなどの高機能製品まで、幅広くトータルに光学部品を提案、提供できる体制を整えています。特に、顧客のニーズに応じて光学部品を最適に組み合わせ、光学系全体のソリューションを提供することを1990年代から志向しており、お客様と一緒にさまざまな光学部品?光学系製品を開発してきた歴史、実績があります。これまでは国内向けが中心でしたが、海外からの引き合いが増えており、海外関係会社や代理店と協力して体制強化?拡販を進めています。今後は、光学特性のみならず加工特性までフォローし、レーザー発振器や周辺装置も含めた加工機全体への提案ができることを目指します。お客様の仕事を成功へつなげることで当社の評価を高め、選ばれるメーカーになれるよう努力します。そうした活動がレーザー加工技術の高度化と普及?拡大につながり、社会の発展に貢献できれば幸いです」(布施)